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前回の続きです。

ななこは3歳まで、「ななこ」ではありませんでした。
アパートにやってくるいろいろな人が、いろいろな名前で勝手に呼ぶので、「ネコ」「ネコ助」「ウチノ」など、いい加減な呼び名ばかりでした。

ま、どっちにしても、どんな名前で呼んだところできちんと返事をするわけでもありませんでしたので、どうでもよかったのかもしれません。

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1つめの引っ越しで、それまでのアパートより少しだけ海から離れた借家に移りました。
借家の大家さん(ネコ好き)にワケを話して猫と暮らすことを許してもらいました。

大家さん「お名前はなんていうの?」
ken「いえ、ちゃんとした名前はないんです。」
大家さん「じゃあ、名無しのナナコね。」

・・・ということで、ななこは、この時から「ななこ」になりました。

家賃を4ヶ月溜めてしまっても、いやな顔ひとつしないで待ってくれる大家さんでした。
(それどころか心配してご飯を作ってくれることもよくありました。)


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その大家さんも猫をたくさん飼っており、大家さんの猫はみな仲良しの兄妹でしたが、ななことはやっぱり仲良くなりませんでした。

ななこは他の猫とはおつきあいをせず、ひとり気ままに過ごしていたようです。
外と室内を自由に行き来していたので、よく虫とか鳥とかを捕獲してきました。
鳥は結構困るんですけどね・・・。

自然の多く残る静かなこの借家には、2年間お世話になりました。

nana0908c.jpg

その後、私と一緒に、1~2年おきに何度も引っ越しをすることになります。
よく、「犬は人につき、猫は家につく」などと言いますし、猫にとっては決していい状態ではなかったのかもしれません。
住まいはワンルームだったり、(もともと外に出歩いている猫だったのに)外出禁止のマンションになったり。
契約の時にはいつも「猫飼育OK」の物件にしてはいましたが、今思うと過ごしやすい部屋ばかりではなかったのだと思います。

私が猫と暮らすことに無知過ぎたのが原因なのですが、ななこは命に関わる大きな病気をしてしまったり、しばらく行方不明になってしまったり、およそ大事にされていないのではないかというような目に何度も遭わせてしまいました。

10歳を越えるようになってから、奇跡のように病気ひとつせず健康体になったのは、ななこ自身の強い運があったのだと思います。

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